エトロの仕掛け人
1968年,ジーモ・エトロがミラノに会社を設立。ジーモ・エトロ(Gimmo ETRO)。1940年11月20日,イタリアのミラノに生まれる。アンティークの収集家で,19世紀後半には既に幻の存在となっていた「カシミール・ショール」に特に夢中になる。68年,インドのカシミール・ショールの紋様を自身の手で再現すべく,テキスタイルメーカーとしてミラノに「エトロ」社を設立。81年,「ペイズリー」の名称でお馴染みのカシミール紋様をあしらった生地や家具,カーテン等を発表。製品にETROとブランド名を付け始めた。84年,ペイズリー柄をプリントしたバッグを完成させ,ネクタイ,ショール,小物類を加えたのアクセサリー分野にも進出。88年に香水を発表し,さらにメンズ・レディースを含めたトータルウェアブランドに成長。トラッドとファッションの中間である「ネオトラッド」のイメージを維持しつつ,ユーモアを盛り込んだラインを追究する。1997 S/S,ミラノで初のレディースコレクションを発表。同時にメンズコレクションも発表。1997-1998 A/Wより,次男キーン・エトロがクリエイティヴ・ディレクターを務める。2000 S/Sより長女ヴェロニカ・エトロがレディースウェアのチーフデザイナーに就任し,兄キーンとの共同製作としてコレクションを発表。